コクジ アイゴ を ウンドウ の チュウシン に
フジタ アツシ
カナモジロン の ゲンテン で ある 「カンジ ゴハイシ ノ ギ」 を マエジマ ヒソカ が トキ の セイフ に ケンパク して から、
すでに 130ネン アマリ が たちます。 コノカン、 カナモジ ロンシャ に よって、 さまざま な カツドウ が おこなわれて きました が、
ケッカテキ には コンニチ に いたる まで、 コクミン ヨロン を うごかす こと は できません でした。
カナガキ が シャカイ に ひろまらなかった ヨウイン と して は、 コクミン カクソウ に ねづよく のこる カンジ スウハイ の フウチョウ が あげられます が、 カナモジ ウンドウ ジタイ にも モンダイ が なかった わけ では ありません。
つまり、 コレマデ の カナモジ ウンドウ は、 ノウリツ の ワルサ など の カンジ の ヘイガイ を モンダイシ して きた ハンメン、 タンジュン に、 コクジ だから カナ を ソンチョウ する べき、 と いう よう な シテン での シュチョウ を あまり して こなかった から です。
しかし、 カナ が カンジ と ちがい ワガクニ の ミンゾク モジ で ある と いう ジジツ ほど、 カナモジ ウンドウ に とって ミカタ と なって くれる もの は ない はず です。 それに ホカ の ブンヤ と ちがい コクゴ カイカク には、 ブンカ や レキシ と いった もの が ふかく かかわって くる ため に、 ジム ノウリツ の コウジョウ や ガクシュウ フタン の ケイゲン など を コンキョ に カンジ の ハイシ を うったえて いて も、 ヨロン の リカイ は なかなか えられない の では ない でしょう か。
コレカラ の カナモジ ウンドウ を かんがえる ウエ で、 ジッサイ に カンジ の ハイシ を なしとげた、 リンゴク、 カンコク の カンジ ハイシ ウンドウ が おおいに サンコウ に なる と おもいます。
カンコク の カンジ ハイシ ウンドウ は、 カナモジ ウンドウ を ふくめた ワガクニ の カンジ ハイシ ウンドウ とは ちがい、 ミンゾク ウンドウ の イッカン と して、 コクゴ の ゴウリカ と いう より も、 コクジ(ハングル) の チイ コウジョウ ソノモノ を めざして おこなわれました。
それ に よって、 カンコクジン の ミンゾク イシキ が うごかされ、 ジム ブンヤ だけ で なく コクミン の はばひろい ソウ に、 カンジ の ハイシ と いう コレマデ の カチカン (カンコクジン の チュウゴク ブンカ に たいする オモイイレ は ニホンジン の ソレ を うわまわる) を ダイテンカン する カイカク が うけいれられた の です。
ゲンザイ の カナモジ ウンドウ は、 パソコン や ワープロ など の デンシ キキ の ハッタツ に より、 ジム カンケイシャ から の シジ も うしない、
まさに ソンパイ の セトギワ に たたされて いる と いって も よい ジョウキョウ に あります が、 カンコク の カンジ ハイシ ウンドウ の よう に、
コクジ(カナ) アイゴ を ウンドウ の チュウシン に すえれば、 かならず ミチ は ひらける はず です。
(『カナノヒカリ』 910ゴウ 2001ネン フユ)
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