「カナノヒカリ」 940ゴウ (2008ネン ナツ)         

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国語国字問題Q&A

戦後の国語改革は、アメリカの指令によるものか?

                                             ユズリハ サツキ 


   
   戦後 おこなわれた 国語改革は、 国民の 意思に よる ものでは なく、アメリカの 指令に よる ものでは ないか。

  
 その ように 主張する ヒトビトが いる ことは 事実 ですが、 結論を サキに いえば、それは 事実無根の 憶測・デマ です。

  では、この ような 憶測・デマの 「根拠」は なんなの でしょうか。

  ヒトツは、連合国軍最高司令部(GHQ)に いた キング・ホールと いう 人物が、漢字や カナは 鎖国的な 文字で ある と して、日本語表記の ローマ字化を 主張して いた、と いう こと です。 この こと 自体は 事実です。しかし これは、あくまで キング・ホールの 個人的な 意見 でしたし、そもそも かれには、そのような 大改革を 指令する 権限など ありませんでした。 むしろ 指令を 発する ことの できた 上層部は、この ような 問題には 干渉しない と いう 方針を つらぬいて いたの です。

  もう ヒトツは、アメリカから きた 教育使節団が ローマ字の 採用を 提案した と いう こと です。この 使節団の 報告書には、タシカに その ことが かかれて いますが、同時に、これは おしつける ものでは なく、単なる 参考意見で あり、日本国民自身が 自主的に きめる 問題で ある と いう ことも のべられて います。 (使節団の ナカ では 強硬な 主張も でましたが しりぞけられて います。) GHQの 方針から いっても、 強制する と いう ような ことは おこりえなかったの です。

  かりに、もし 本当に アメリカの 指令に よって 日本の 国語改革が おこなわれて いたと したら、日本語の 表記は ローマ字化 されて いた はず ですが、現実には そうは ならなかった。この 事実が、アメリカの 指令に よって 国語改革が なされた、と いう 説が デマで ある ことを 雄弁に ものがたって いるの では ない でしょうか。

  戦後の 国語改革は、日本国民に よって、国民の ために なされた ものなの です。


〈参考〉 戦後の国語改革は、ドサクサにまぎれて偏向者がおこなったものか?